2009年9月20日日曜日

島めぐり

いよいよシルバーウィークが始まりましたね。
旅行や遊びに出かけられる方も多いのではないでしょうか。
INSPA京都でも、月曜日から特別プログラムを実施する予定です。
是非御来館お待ちしております。

ところで、先日お休みを頂戴して長崎県に行ってきました。
行先は市内ではなく、
長崎港から船で20分くらいのところにある伊王島というところです。

伊王島は、沖之島天主堂、日本初の洋式灯台などのほか、
天然温泉が自慢の施設「やすらぎ伊王島」を擁するリゾート気分いっぱいの島です。


自転車を借りて、早速島を一周しました。
展望台から見る景色はとてもきれいです。

シーズンオフだったので、泳いでいる人は誰もいませんでしたが、
夏は海水浴場としてもたくさんの人で賑わっているそうです。


宿泊した「やすらぎ伊王島」という施設は、100%かけ流しの天然温泉が自慢です。
地下1180mの赤崎層(香焼層)から噴き出す毎分720リットルのお湯に、
体の芯まで温まることが出来ます。
日帰りで利用される方も多いそうで、みなさん気持ち良さそうでした。


次の日は、また長崎港に戻り
そこから端島(別名:軍艦島)へ行ってきました。
軍艦島は平成21年4月22日から上陸可能となったところなので、
今長崎では熱いスポットらしいです。


明治23年に石炭が発見されてから、海底炭採炭の基地として周囲を埋め立て
その上に鉄筋の高層アパートをはじめとするいろいろな施設が建てられ、
現在の人工島の姿が形成されたそうです。
海の要塞を思わせるその外観が、戦艦「土佐」に似ていたことから
軍艦島と呼ばれるようになりました。

しかし、石炭から石油への変化より昭和49年1月に閉山。
その年の4月には、最盛期には5千人を超す人が住んだこの島も無人島となりました。


廃墟となった建物を目の当たりにして、なんとも言えない迫力や儚さを感じました。
ガイドさんの話を聞いて歴史を知り、ただただ感心するばかりで
もっと多くの人にこの島のことを知ってもらいたいと思いました。
軍艦島を世界遺産にしようという動きもあるそうです。


とても有意義な長崎島めぐり旅行でした。

■ 玉村 ■